ゲーム! やらせたくない理由 やりたい理由

『子どもにゲームをやらせたくない!』

コーチングセッションでも
  ゲームをいつ買うか
  子どもの「ゲーム買って!」にどうやって対応するか
  ゲームのデメリットを子どもに納得させるには
  ゲーム時間をどうやって守らせるか
などの話題が出てくることが良くあります。

親からとったら、ゲームってわが子を悪の道に誘惑する悪者なんだろうな

確かに、
 目や脳への影響の心配
 お外で体を動かして遊ばなくなる
 時間を守らせるために怒らなくちゃいけなくなる
 友達といても個別にゲームしていて会話がない
 勉強時間時間が短くなる
など、親の不安はありますよね

でも、親にやらせたくない理由があるように
子どもにはやりたい理由があるんです。

子どもの「やりたい」理由に寄り添ったお母さんたちがいます。

ゲームの何が面白いんだ!と言っていたお母さん
試しにゲームをやってみたらおもしろかった
自分用にも買ってしまった

ゲームって殺し合いばかりだと毛嫌いしていたお母さん
子どもにどんなゲームをやりたいのか聞いてみたら
殺し合いが全然出てこないゲームだった
かわいいゲームもあることを知って安心した

子どもがゲーム時間を守れないことにキレていたお母さん
子どものゲームを借りてやってみた
ゲームを途中で切れない気持ちがよくわかった

などと言ってました。

このお母さん達、やらせたくない気持ちが0になったわけではありません
ゲームはやらせたくないのは変わらないんです。

でも、やりたい気持ちがわかったことで
子どもへの声掛けが変わりました。

ゲーム時間を守れない子に対して 電源をブチ切りしていたお母さんが
「そろそろ時間だよ セーブできるところでお終いにして」 と言うようになったり

ゲームのデメリットばかり並べたてて、反対していたお母さんは
ゲームの面白さやメリットも話しながら デメリットを話すようになったり

「ゲームは我が家の家庭方針で買わない」の一手張りだったお母さんが
「我が家にはこういう考えがあるから 中学生になるまで買ってあげられない」と
期日を設けたり・・・

子どもにしたら、ゲームが好き放題できるようになったわけではないので、
ムッとしたり、暴言はいたりすることもあるみたいですが
険悪ムードになることは減ったみたいです。

物事を一方からだけみた時と
いろいろな方向から見た時に違いがあることは誰でも知っていることです。
このゲームもそうなんではないでしょうか。

親側からだけでなく、子ども側の視点から見てみると
「ゲーム」というものの見え方が変わってくるかもしれませんよ。